ハンドル周りのカスタム(HDMミニスイッチ)
ハンドル交換によるオートバイの変化は楽しいものです。
ハンドル一本でまるで違う姿に見えたり。
ハンドル一本でまるで違う乗り味になったり。
気分で変えてみたり。
他の部分の部品交換に合わせて変えてみたり。
当店では、オリジナルハンドルを各種取り揃えています。
他社製品のお取り寄せや、お持ち込みでの取り付けも行っていますので、お気軽のご相談ください。
また、カスタムのご要望として度々頂くのは、ハンドル周りのスッキリシンプル化。
小ぶりなブレーキマスターやクラッチレバーに交換し、ウィンカー等のスイッチ類をシンプルにまとめるアレです。
これを行うと、オートバイの雰囲気は結構変わります。ハーレー純正のハンドル周りはゴツイですよね。
マスターはGRIMECA製、、クラッチはMAGURA製を使っています。この二つはレバー形状がよく似ていて相性抜群です。
そしてスイッチですが、”ハンドルに埋め込むタイプ”が一般的。
というか、今まで他に選択肢がありませんでした。
”ハンドルに埋め込むタイプ”の特徴。
1 見た目スッキリ、一つの理想形。
2 配線はハンドルの中を通します。
3 取り付けの難易度は高。
ハンドルには直径10mm大の穴が2つ、M4のねじ穴が1つ、配線の出口の穴が必要。
2と3の特徴のおかげで、一度取り付けるとハンドル交換を行う気には中々なれません。
ずっと同じハンドルでエエわぃっ、という方は全然良いのですが・・・
ちょいちょい交換して楽しみたい方には、ハンドル周りのスッキリシンプル化は、なかなか踏み出せないカスタムなのではないでしょうか?
うーむ
もうちょい気楽に付けられるスイッチ無いんかな~
いろいろ探してみたのですが、見付からなかったので、作ることにしました。
HDMミニスイッチ
HDMミニスイッチの特徴。
1 見た目まあまあスッキリ。アルミ鋳物製。
2 配線はハンドルの”外通し”と”中通し”を選べます。
3 取り付けの難易度は中。
配線”外通し”の場合はM4ねじ穴1つで取り付け可。
配線”中通し”の場合は、M4ねじ穴1つと直径7mmの穴1つ、配線の出口の穴が1つ必要。
一部を切り欠いて配線”外通し”の図
また、実際に使用して感じたのは、親指を伸ばすと”自然な位置にスイッチがある”ということです。
取り付け位置がハンドル下にあるのと、手前へのスイッチの出が少ないからでしょう。
下から見たスイッチの出の比較
鋳物肌のまま取り付けすると、こんな感じです。
配線は”外通し”しましたが、低いハンドルなのであまり目立ちませんでした。
ちょっと手を加えると、違った表情になります。
黒いハンドルには黒く塗って、とか
ちょっと磨いても雰囲気変わりますね
この時は”中通し”して取り付けしました。
今までカスタム車両への取り付けを行ってきましたが、オリジナルパーツとして販売することにしました。
実際にはハンダ付けや、ハンドルへの穴あけやネジ切り加工などが必要ですので、”簡単取り付けボルトオン”とはいかないのですが、オートバイカスタムの楽しみが少し広がるかなーと思います。
近日中にストアーにアップします。
ワタリ