1941年式WLサイドバルブと自動車検査証
hidemo desiner wakakoです。7月上旬からヒデモにはサイドバルブの車両が入って来ています。
1941年式のハーレー、WL。戦前のモノです。ひゃー。
ディスカバやヒストリーチャンネル系のアメリカ番組”ハーレーの歴史”みたいなのにも必ず出てくるモデルです。
ハーレー社が当時、戦争に使う為に軍へ提供してたのと同じタイプです。
さてヒデモにやって来たサイドバルブはというと登録が昭和38年。そして自動車検査証は当時のモノ。
セロテープで補強してあり、車検証入れから出すと今にも風化してしまいそうな勢い。
文字も手書きで間違えて記入した所とかはボールペンでグシャっと塗りつぶしたりしてて…現代のモノと比べるとなんだかとってもアバウト。
車名の箇所なんて「ハーレーダビッドゾン」です。「ゾ」じゃなくて「ソ」の方がいいんじゃないかなぁ。昭和の時代の通称でしょうか。でも可愛らしい感じですよねぇ、ゲームキャラみたいな…。
それを考えると今の車検証、立派。
02年以降からは車検証コピーしたら「COPY」って写るでしょう。
あれって凄い技術だと思いません?
ところで国土交通省のサイトでこんな表を見つけました。
私は今まで外国人に出会う度に「おたくの国には車検がある?」という質問を幾度となく繰り返していましたが「無いよ」との答ばかりだったので、諸外国には車検が無いんだと勝手に思い込んでいました。
ところがあるんだぁ。へー。この調査によると二輪車にも義務付けられてる国はやはり日本くらいなのかしら?
というわけでレトロな車検証付きのこのサイドバルブ。現在レストア中でバラバラになってます。
ヒデモ流レストア術はボロボロっとなったこの外装を年月と共に得た美しさだと考え、この外観味を生かしつつ完全復活させます。
たぶんこれで町中を走れば相当目立つでしょうねぇ。もちろんイイ意味でね。
だって面白カッコいいじゃない。私もいつかこういうの乗りたいなぁ。
こちらのサイドバルブレストア報告はちょくちょくブログでしていくつもりです。お楽しみに。