特別企画! スーパーカスタムMOD CHOPPER 3rd
hidemo designer wakakoです。 三連休前の特別企画! ヒデモの総力を結集させながらチマチマ作業しているスーパーカスタムEVO H-D MOD CHOPPER 3rdの現在までの進行状況を一挙にドカーンと公開しちゃいます。 ハッキリ言って昨日までの”ボロい中古スポーツスターを少しでもマシに”ブログは国内外のカスタムハーレーファンからしたらどーでもいい企画でしょう(笑) 「ちっ今日もボロスポ話かよ」っとため息混じりでブラウザ終了している姿が目に浮かぶ…、カスタムカルチャーの情報を少しでも知りたいのに…。 しかしほぼ毎日更新していると工場作業が滞ったりトラブルが発生した日は発表するネタもなくなってしまうので私も困っちゃうんです。 そこで場ツナギ的なボロスポ話が登場するのでした…、でもキャブカバーまじカッコ良かったでしょ?
さぁ跨がってみよう。スーパーワンオフセパハンのコンパクト設計、女性でも楽々操作できそうですね。 普通に攻めれるメチャCOOLなレーシングカスタムをビンテージ&ニュースクールを融合させ斬新かつシンプルに…、とビルダーHIDEは考えています。 考えていますと言われても、想像出来ないのが現状なのですが(笑) 誰もがワっと驚くカスタムスタイルになりそうです。
今日まさに進行中なのが分割式ガスタンク。朝からハンマーフォーミングの打ち付け音が工場内に響き渡ります。 多くの日本のカスタムショップではワンオフでアルミタンクを製作する時、アルミプレートの1000番台、純アルミニウム材を使用します。 1000番台はくにゅっと容易く加工出来て造形しやすい素材だから人気があります、しかし柔らかいが故に強度が無いのが弱点…。 そこでアールがついてる造形部分(表面の見える部分)は1000番台を利用してタンク底面部(隠れて見えない部分)のプレートだけ5000番台のアルミ合金(柔らかい純アルミニウムに混ぜモノをして強度を増した合金)を使用します。 しかしヒデモはハジメっからタンクは5000番台を使用、強度がある上にキレイな鏡面仕上げが出来るからです。…というコトは板金段階が大変、固いし形成が難しい、しかも時間がかかる。 「腕がパンパンやねん」とブツブツ言いながら親の敵と言わんばかりに叩きまくる日々…。 ところでFRPレーシングパーツが主流になる以前のマン島TTレーサーがアルミ合金タンクを採用していたのはその軽さ以上に転倒しても火花が散らないという安全面を重視してたからって知ってました? (驚)