メカミツグのつぶやき#022
最近ダンボールを敷いて昼寝をするのがマイブームです、どうもみつぐです。
13時前後にご来店頂ければ、2体がダンボールの上に転がっているさまをご覧いただけます。
ショーまでいよいよ3週間を切りましたね。
長いあいだビューエルはガソリンタンクという名の暗礁に乗り上げておりましたが、
ここ2,3日でようやく動き出しそうな気配を見せつつあります。
動きだしつつあるものの、船底にあいた穴はなかなかに致命的のようで
水を掻き出すのに相当苦労しているようです。
タンクをたたき、削り、溶接しまた削り、たたきたたきたたき・・・
音にすると、ガンガン、チュイーン、バチバチバチバチ、ガンガン・・・
と、2階の塗装ブースにいながらにして大変さが伺えます。
そんな大変そうな状況を尻目に私はスポーツカスタムをひっそり進めております。
タンクのパテ盛り&パテ研ぎ、その後サフェを吹いて上塗りをし、ロゴを入れます。
パテ研ぎの際には大量の黄色い粉が発生します。
つなぎが黄色になります。中途半端なマスクをしてパテ研ぎをしていると奇人ワタリ氏に
「死ぬよ」
と忠告されました。そうとうやばいらしいです。
パテ研ぎをした粉に水をかけるとこんな風にたまになります。
はじくと転がったりします。
うーん、粉を吸ったら体の中にこんなのが出来るってこと?
いやいやいやいや、おとなしく本気マスクをつけよう。
付けるというか装着ですね。シュコー、シュコーってやつです。
そしてパテ地獄をやり過ごしサフェを吹きます。
この後サフェ研ぎをして上塗りをし、ロゴを入れました。
ロゴは白ですが、ストレートの白ではなく、ほんの少し黒と、黄色を混ぜます。
おー、マーブル!!
タンクにマスキングをしてこの微妙な白を吹き付けます。
吹き付けた後、手をプルプルさせながらそっとマスキングをはがします。
何万回もの微振動を経てこうなります。
そして後はクリアーを吹き、ポリッシュをして完成ですね。
若干シンナーにやられつつ階下に下りると、ビューエルのタンクが
でか!!
ハンドル製作の為にフロントカウルとステムがはずされているので
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、絶妙なバランスで出来上がっております。
ラインを引いてみたりして仕上げをイメージします。
うーん、かっこいいですね。
なかなか写真ではつたわりにくいサイズ感がたまりません。
完成が相当楽しみです。